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 CravingExplorerDock作った

CravingExplorerDockってなに?

これはFenrirのラボで配布されているSleipnir用プラグイン、IEDockExを利用して作成したCraving Explorerのダウンロードスクリプト用インターフェースです。*1

CravingExplorerDockを利用するにはCraving Explorerがインストールされていて、なおかつ事前にSleipnir用プラグインのIEDockExとUserAction Extensionがインストールされている必要があります。

インストール方法

まずはCravingExplorerDockをリンク先からダウンロード。


圧縮ファイルの展開後に出来たいくつかのフォルダのうち、scriptsフォルダの中身をすべてSleipnirのインストールディレクトリ/plugins/scriptsの中へ移動します。

つづいてSleipnirのインストールディレクトリ/plugins/IEDockExフォルダの中へ CravingExplorerDockフォルダを移動します。

次にSleipnirのインストールディレクトリ/plugins/dockフォルダを開き、中にあるIEDockEx.fxファイルを複製してから名前をCravingExplorerDock.fxへと変更します。

最後にCravingExplorerDockを起動時に読み込ませるためにplugins.iniの[Dock]セクションへ以下を追記して上書き保存しておきます。

Dock◯◯=CravingExplorerDock.fx

※ ◯◯へは連番の番号を指定します。プラグインの導入状況で数字が変わってきますので、環境に合わせて指定してください。

コノあたりの操作に関しては設定を簡単に行えるlab配布のツール、Plugins ini Editorの利用を推奨します♪

  • 一例
[Dock]
Dock1=ExplorerBarTabDock.fx
Dock2=ExplorerBarDock.fx
Dock3=HeadlineTickerDock.fx
Dock4=TabDock.fx
Dock5=HeadlineArticleDock.fx
Dock6=SearchDock.fx
Dock7=OutputDock.fx
Dock8=SagittariusDock.fx
Dock9=InformationDock.fx
Dock10=IEDockEx.fx
#Dock11=CapMail.fx
Dock11=GMarksLinkDock.fx
Dock12=CravingExplorerDock.fx


以上の操作を終えたらSleipnirを再起動するとスクリプトがユーザーアクションとして登録され、CravingExplorerDockがビューの右側に現れます。

IEDockExで作られたDockは自動的に表示をトグルさせることの出来るアクションが登録されますので、ShowCravingExplorerDockアクションをマウスジェスチャなどに登録すると便利です♪

登録されたスクリプトはユーザーアクションとして利用できますので、CravingExplorerDockを導入しなくても SagittariusDockやマウスジェスチャなどからの利用も可能です。

また、CravingExplorerDockの背景色は、CravingExplorerDockフォルダの中にあるindex.htmlを編集することでお好きな色に変えることが出来ます。
利用中の本体スキンにあわせて適宜変更してください。

	<body style="background-color:#708090;">
オマケについて

スクリプトから呼び出されたCraving Explorerは起動時にウインドウを開きますが、同梱のCE_Minimize.exeを利用することにより、起動と同時に最小化させることが出来ます。
CE_Minimize.exeの利用には

UserDefinedToolsやLaunch Extensionなどを利用してアクション登録する方法


それともうひとつ、Programs.iniを利用する方法の二通りあります。
Programs.iniの利用法は以下のようになります。


Sleipnirのインストールディレクトリ/setting/《ユーザ名》/settingsフォルダへPrograms.iniというファイルを作成してその中にCE_Minimize.exeのパスを記述してやるとSleipnirの起動と同時に立ち上がるようにできます。
Sleipnir本体が終了するか、Craving Explorerを最小化するとCE_Minimize.exeは勝手に終了しますし 起動中の使用メモリも2.65MBほどですのでそれほどPCの負担にはならないと思います。

programs.iniは必ず文字コードUTF-8で保存してください。

  • 記述例
#-------------------------------------------------
#
# Sleipnir Programs.ini
#
# UTF-8 で保存してください。
#
# '#' - コメント
#
# Program Path[TAB]Class Name[TAB]Window Title
#
#-------------------------------------------------
	
## Browser Assistant LE
#C:\Program Files\Sleipnir\BrAssistLE.exe	BrowserAssistant	BrowserAssistant
	
## Proxomitron
C:\Program Files\sleipnir\ProxN45j\Proxomitron.exe	PrxTronCls
	
## CE_Minimize
C:\Program Files\sleipnir\unicode\plugins\IEDockEx\CravingExplorerDock\CE_Minimize.exe

※ CE_Minimize.exeはAutoHotKeyを利用して作成しましたが、コンパイルした実行ファイルはなぜかアンチウイルスソフト(Avast! HomeEdition)にトロイとして誤認識されました(汗

  • -- AutoHotKeyスクリプトソース --
#NoTrayIcon

IfWinExist, ahk_class SleipnirMainWindow ;Sleipnirが起動中なら以下の処理へ
	{
	WinWait, ahk_class Afx:00400000:0 ;Craving Explorerの起動を待機
			
	WinMinimize, ahk_class Afx:00400000:0 ;Craving Explorerを最小化
			
	ExitApp ;処理が完了したら自分自身を終了
	}
	else
		
	ExitApp ;Sleipnirが起動していなかったら即終了


単純にCraving Explorerを最小化させるためだけの機能しか無くジョブが終わるとすぐに終了しますので、もしアンチウイルスソフトに警告を受けたとしても気にせず除外ファイルに加えてあげてください。
ちなみにAvast!には誤検出として報告済みです。


そのほかに作成した画像の元になるpsdファイルやアイコンなども同梱してありますので、画像が気に入らないとか改変したいとかいう方はお好きなように弄ってくださいな。

追記

デフォルトではCraving Explorerのスクリプトで利用できるフォーマット変換や登録アクションがすべて有効にしてありますが、変換ボタンに必要のないモノがある場合はCravingExplorerDockフォルダの中にあるindex.htmlをエディタで開いて必要のないボタンの記述をコメント扱いするか削除しちゃってください。*2
一部のノートパソコンやディスプレイの解像度如何によってはすべて表示しきれないと思われますので・・・

  • 一例
    たとえばWALKMANを持っていないのでその部分を非表示にしたいとかであれば以下のように必要のない部分を<!-- 〜 -->で挟み込んでコメントアウトします。
<a href="action:CE_MP4_PSP_Auto" title="PSPに最適なMP4ファイルへ変換して自動登録します"><img src="images/MP4_PSP_Auto_Normal.png" border="0" onmouseover="this.src='images/MP4_PSP_Auto_Over.png'" onmouseout="this.src='images/MP4_PSP_Auto_Normal.png'"></a>

<!--

<a href="action:CE_MP4_WalkMan" title="WalkManに最適なMP4ファイルへ変換して既定の場所へ保存します"><img src="images/MP4_WALKMAN_Normal.png" border="0" onmouseover="this.src='images/MP4_WALKMAN_Over.png'" onmouseout="this.src='images/MP4_WALKMAN_Normal.png'"></a>

<a href="action:CE_MP4_WalkMan_Auto" title="WalkManに最適なMP4ファイルへ変換して自動登録します"><img src="images/MP4_WALKMAN_Auto_Normal.png" border="0" onmouseover="this.src='images/MP4_WALKMAN_Auto_Over.png'" onmouseout="this.src='images/MP4_WALKMAN_Auto_Normal.png'"></a>

-->

<a href="action:CE_MP3" title="MP3ファイルへ変換して既定の場所へ保存します"><img src="images/MP3_Normal.png" border="0" onmouseover="this.src='images/MP3_Over.png'" onmouseout="this.src='images/MP3_Normal.png'"></a>


スクロールバーを出してすべて表示させる手もありますけど、今度は横幅をバーの分だけ広く占有されちゃいますのであえて出さないようにしています。

Dockの表示位置を左側へ変更したい場合はCravingExplorerDockフォルダの中にあるconfig.iniをエディタで開いてAlign=rightをAlign=leftへと書き換えて上書き保存後にSleipnirを再起動すればOKです。
config.iniの編集に関する詳細はIEDockExフォルダ内のconfig.iniを見ると良いです。


それともしかしたらあとでDockのクローズボタンを追加するかも・・・

追記2

ほぼ一年ぶりに手を入れました。たいしたことはやっていませんけど上記の部分を追加とか…♪

CravingExplorerDockをメンテ - http://d.hatena.ne.jp/Kei_9/20100111/1263173203



*1:・・・画像がアレなのは作者の趣味ってことでご勘弁 (汗

*2:場所はAタグのtitle属性に記入してあるツールチップ部分を見れば判断できると思います。