なげやりろぐ

フテイキコウシン

 船は久しぶり

今からリハビリを兼ねてカワハギ釣りへ行ってきます(笑)

釣果があったらシャシンをアップするかも。


だけどおなかが痛い・・・・やな予感が。

帰ってきました

眠い・・・
仮眠を取る機会が無く、夕べから帰宅するまで一睡も出来ませんでした。


でも、釣果はバッチリ!
コメント欄でぷに〜♪さんが懸念されたようなこともなく、無事?に楽しんできましたよ。

まずは釣果をごらんアレ

  • シーズンにはちょっと早いのでキモパンではありませんが、そこそこ入っていそう(捌くのが楽しみ♪)


見た目はクーラーいっぱいですが、実は下に氷が入っていたり・・・(笑)
ワッペンサイズもちらほらありますが、おおむね良い型がそろい23枚。
検量ではトータル3,300gという結果でした。

ここからは過程を・・・

もともと今回の釣行は、懇意にしている飲み屋の女将さんの旦那が釣り好きで、時々釣果をお店で振る舞ってくれたりしていたことから機会があったら是非連れて行っていただきたいとお願いしていたのでした。
で、過去に何度かお誘いを受けていたのですがたまたま都合がつかなかったり病気になったりと(苦笑)どうしてもタイミングが合わなかったのです。
で、今回は完全週休二日の仕事であり、時間的には問題なくなったし自分の体力確認の意味も込めてトライしてみたかったこともあってようやく参加させていただくことが出来たという次第。
この旦那さんの得意なのはヒラメなのですが、最初からハードな釣りはついて行けるかどうかが不安でしたので浅場でワリとお気楽に楽しめるカワハギ釣行の時にしたというワケです。


最初は単なる釣り好きのお友達が集まる感じなのかと思い込んでいましたが、なんとメンバーがおそろいのキャップを作ってネームまで入れているという本格的な釣りのクラブだったんです。


その名も『向島つり人会』。


で、今回の釣りモノのカワハギは房総半島の南の突端、館山にある洲崎港から出船します。

  • 場所はこのあたり。


拡大地図を表示



























で、今回の参加人数が19名ということでどのようにして移動するのかと思ったら・・・
なんと中型の観光バスをチャーターしていくんですね。
(画像は帰りの休憩時間に市原のパーキングで撮ったモノ)

今回の目的地は房総半島の館山近くにある州ノ崎港。ココは過去にイサキやカワハギ釣りで経験済みなのでちょっと懐かしかったり。




実際は夜中の1時半に墨田区を出発して5時の出船に間に合うようなスケジュールで走行。
運転する必要がないので車内では酒盛りが・・・(笑)
(画像は行きの休憩時間に市原のパーキングで撮ったモノ。
フラッシュがショボイカメラなのでPhotoshop増感処理しています。)



ホントは眠いので仮眠したかったのですが、周りがどんちゃんやらかしているので眠れるわけもなく・・・
皆さんこのあとの釣りは大丈夫なのかしらんとか余計な心配をしてみたり。
そうこうしているうちに釣り宿へ到着。
で、今回お世話になるのは北山丸
以前、suisanさんとかと釣行していたときにはこの近所にある早川丸というところにお世話になっていました。



船宿の休憩所で出船時間まで談笑したりしていましたが、皆さん結構できあがっているはずなのにちゃっちゃと支度を始めて臨戦態勢に(笑)
船には全員乗れないので、北山丸に10人、大幸丸という船に9人といった感じの二艘だて。ソレも仕立ての貸し切りだしゆったりと座れます。
事前にバスの中で行われたポジションの抽選でワタシは北山丸の右ミヨシ(右舷)2番目に陣取りました。
乗船して仕掛けなどを準備しているうちに夜が明けてきてそろそろ出船時間。



お天気はあいにくの曇天ですが、それほど風も強くなく大潮ということで潮の動きも良さそうなので期待がふくらみっぱなし。
ワタシはこのカワハギ釣りというヤツがが大好きでしていろいろと工夫した仕掛けを今回は持ち込んでいました。
えさ取り名人で知られるカワハギとのやりとりに勝利したときはホント快感です(*´д`*)アハァ


でもってこの日は百戦錬磨の先輩方を差し置いて、ヒソカに竿頭*1を狙っていたのです・・・




航程5分ほどでポイントへ到着(近っ!)
水深は25〜30mほどのところを今回は攻めるようです。
えさ取り名人に加えて、様々な外道がじゃまをしてくるのは間違いないのであれこれ戦法を練っていましたが、コレがあとでえらいことに・・・

今回のタックルは先日仕入れた正体不明の同軸リールとパーツのつなぎ合わせででっち上げたカワハギ竿。
専用のタックルも持ってはいるのですが、今回はビジターな身分なのでちょっと遠慮を(笑)

その代わりといっちゃ何ですが、秘密兵器の仕掛けと潮に負けないように30号のパールホワイト丸形オモリをチョイス。
船長の合図とともに期待の第一投目。
オモリが底についたのを確認してワクワクしながら誘いをかけようとしたそのとき・・・




「ポキン!」

・・・という音は聞こえませんでしたが、やっちゃいました。
道糸が知らない間に竿先に絡んでいたんですね・・・(泣)


予備の竿など持ってきていないし、コレで今日の釣りは終わりかなと力が抜けかけました。
でもマテよ、きき合わせ*2はムリになったけれどたたき釣り*3ならトップが無くてもガイドだけで出来るかもシレナイ。


せっかく来たんだし何とか型を見たいという意識に押されて、折れた先っちょは取り外して6番目のガイドを先頭にし、行き当たりばったりのたたき釣りモードへと切り替えたわけです。

で、コレがあとで正解だったりするんですね・・・

立ち直ってから第二投目を投入するまで5分とかからず、早速たたきを開始。
するとどうでしょう、船中初カワハギの姿を見たのはなんとワタシという結果オーライなことに(笑)
その後もたたき釣りをするワタシだけが釣果をのばし、1時間弱で桶にはひらひらとカワハギたちが踊り出しました。

  • 踊っているというのはチョット誇大表現かな(笑)。
    実際は水圧の関係で内蔵が飛び出して苦しんでいたり・・・



















今思うに出かける前にしていたいやな予感はコレだったんですね。
でも開き直ってやり始めたおかげで順調に釣果が伸びていきます。
船長からは僚船の大幸丸の釣果情報も伝えられてきますが、どうやらワタシと向こうの誰かとの一騎打ち状態。
あちこちポイントを変えつつ水温が高いためまだ固まっていないカワハギを拾っていきます。
この釣りは手返し*4勝負でもあるのですが、釣果をのばすためにはエサの消費も半端無く、さらには外道に食いつかれたりと余計な消費も当然あるので船宿が用意してくれた2パックのエサのアサリが10時過ぎる頃にはほとんど無くなってしまいました。
(僚船の大幸丸。だいたい同じポイントで流していました)



実は途中でコンビニに寄って食料を仕入れる時間があったのですが、そのとき隣に24時間営業の釣具屋さんがありまして、念のためと思い塩漬けあさりの小さいヤツを1パック仕入れていたのでした。
しかし、たいした量も入っていないので1時間も持たずに消費してしまいそう。
偶然、この釣りに招待してくれた旦那さんが特エサのつもりで仕入れたらしい岩イソメを1パック分けてくれていましたが、ココでのイソメは効果が薄いと聞いていたのであまり当てにならず・・・


外道はベラやキタマクラ、たまにエソとかも混じりましたが今回たまたまあさりエサに食いついてくれた鬼カサゴ*5
15cmほどの幼魚でしたので、写真だけ撮って海へお帰り願いました。
ある方はひれ酒にすれば良かったのにとか言っていましたが・・・(笑)




向島つり人会の前会長。
昭和元年生まれの81歳だそうな・・・

お酒が好きで車中でも結構呑んでいたのに船上でも500ml入りビールを3本やっつけていました(笑)
でもとても気さくでよく話をされる方でした。




左は現会長
お年は存じ上げませんが、見た目で言うなら70代かしらん・・・


ワタシとオマツリしたときに自分の仕掛けを犠牲にしてくださいました。ありがとうございます。


結局沖上がり1時間前にあさりエサは底をつき、やむをえずイソメを使い出しましたがやはりいまいちでした。
外道は食いつきますがイソメで釣れたカワハギはワッペンサイズが2枚だけ。
えさをこれほど消費するとはチョット自分の読み違いでしたね。
次回があるならふんだんに用意していきたいモノです。

  • 結局、沖上がりにまだまだ時間があるというのにワタシの釣りはココで終わったのでした・・・
    右のザルに少し残っていますが、この後10分もしないうちに使い切っちゃいました。













沖上がり後の検量風景。
なんかこちらの会のスタイルでは数より重さ順に順位がつけられて、あとで順位に応じて粗品がいただけるとか。
でもとりあえず、当初の秘かな目標であった竿頭を達成できたのでとっても充実した釣行になりました。



帰りの車中で順位発表があり、数よりも型をそろえた大幸丸のライバル氏に1位を持って行かれてしまいました。
でも、逆に考えればビジターのくせに美味しいところをかっさらっていくのもアレですので上出来ではないかなと。
ちなみに1位は3,800gグラムだったそうで、ワタシもエサさえ切らさなければもしかしたらと(未練たらしいですね・・・笑)

と、言う感じでひさびさ(というかはてなでは初めてか・・・)の釣行記でした。
ホントは眠くてしょうがないのですが、これからカワハギのお造りと昆布締めを作って夕食にしたいと思います。


やっぱり釣りは良いな〜
カメラより先に竿とリールが欲しくなって来ちゃいましたよ・・・(笑)

*1:一番釣果の多かった人をこう呼びます。反対に釣果ゼロの場合はオデコとかボウズとか・・・

*2:アタリを感じ取ってあわせる方法

*3:中オモリを利用してえさを揺らし、じらしてじらして食いつかせる方法

*4:えさの付け替えから投入までの一連の流れ

*5:実際はフサカサゴですが釣り人の通称ではコレが鬼カサゴと呼ばれます