なげやりろぐ

フテイキコウシン

 Safari for Winネタでもうひとつ、イヤふたつ


一昨日の意図せぬ二番煎じには懲りちゃったので、今回はちょっとだけ慎重に(笑)



SafariというブラウザのコアはWebKitと呼ばれるオープンソースレンダリングエンジンを使用していることはよく知られていますが、このWebKitちゅーヤツは現在も活発に開発が続けられているわけです。
で、Safari for Windowsが出たおかげかどうかは知りませんが現在ではMac用とWindows用のWebKitが同じビルドで同時に提供されているわけですね。
そこで、そのWebKitの最新ナイトリービルドであるr24749が昨日リリースされていたので早速インストール済みのSafariフォルダへ突っ込んで起動させてみたところ・・・
日本語の入力が可能になってるし!!!
もちろん普通にIMEを使っての日本語入力が使えるという意味です。当然コピペもOK。
滅多なことではデカ字や色つき文字は使わないワタシですが、今回くらいは良いんでないかな。
右上にあるGoogleの検索ボックスはもとより、ブラウザ画面上の各種入力部分やテキストエリアにも普通に日本語が使えるようになっています。

  • てなわけで、今このエントリーもWindows版Safariで書き込んでいるワケですが。


多分コレを受けてAppleの方でもテストしたあと近いうちにSafari for Windowsのビルドを上げてくるんじゃナイでしょうか。
出来れば次回は日本語インターフェースも同時にくっつけて欲しいモノですけど。

コレだけじゃ終わらない

ヒトツだけじゃアレなんでもう一個。
ナイトリーにくっついているオマケについて。


SleipnirならHawkEye、FirefoxならFirebugといった感じでDOMインスペクターがオプションで用意されるのが何となくアタリマエになってきた感のあるこの頃ですが、Safariにも3からInspectorが用意されるようになっています。
Windows版Safariには今まで無かったのですが、今回試したナイトリーにはしっかりと入っていましたよ。
この辺のことに関してはすでにコチラとかこの辺とかで取り上げられているのですでに知ってる方もいるでしょうから、ここでは画像をメインにしていきたいと思います。

  • Webビューで右クリックするとメニューの一番下にInspect Elementがあるのでクリック。

  • ホントは独立したウインドウで立ち上がるけど、左下にある2つ並んだアイコンの右側をクリックすると本体に結合する。(トグル)
    このインスペクタのUIはまんま最近のMac OSX用アプリと同じですね。*1というかCodaCSSEditにも似てるかも・・・ね、吉田ケンイチさん(笑)

  • ネットワークを選択するとページの読み込み時間をアイテムごとに確認できる。各要素ごとに詳細も確認可能。
    コレもどこかで見たようなインターフェース、ちゅーかiTunesiPod部分だね。



なんかやっぱりこの辺のUIまわりとかOSX由来の垢抜けた感じがして良いですよね。
ちなみにこのInspectorはチェック機能のみで今のところ編集機能は備わっていません。
あとCSSやスクリプトコードの強調表示も未実装です。
でもそのうちFirebug並に強力な編集機能が実装されそうな気がしますけどね・・・


で、最後にナイトリービルドのdllを使った起動のしかたとか

あくまでナイトリービルド、つまり興味を持たれた方が自己責任においてのみ試すことが出来る試験的なモノですからあまりオススメ出来る性質のものではありませんが、ワタシみたいに人柱体質な方で試してみたい向きはとりあえずSafariのインストールフォルダをそのまんまバックアップしちゃいましょう。*2
あとは落としてきたナイトリービルドのファイルを展開してから中身をSafariフォルダへ上書きするだけです。
しかし、Safari.exeをクリックしてもWebKit.dllのバージョンが違うために起動できませんのでコピーしたファイル中にあるrun-nightly-webkit.cmdというファイルをクリックして起動してやることになります。
コマンドプロンプトが邪魔な場合はSafari.exeのショートカットを作り、コマンドラインスイッチに/frameworkPath:"Safariのインストールパス"を追加してやればOK。

  • たとえばインストールパスがC:\Program Files\Safariだとしたらこんな感じ
"C:/Program Files/Safari/Safari.exe" /frameworkPath:"C:/Program Files/Safari"

まぁここまでしなくても近いうちにちゃんとしたのがリリースされると思いますけど(笑)

2007/09/11 追記

Inspectorを利用可能にする方法を記していなかったので、こちらのエントリーで補足しておきました。
http://d.hatena.ne.jp/Kei_9/20070909/1189318575


また、ナイトリービルドのMac版WebKitに同梱されているInspectorのUIも、以前の黒いウインドウではなくWindows版と同じものに変更されたようです。

*1:ちなみにMac版は黒いUI

*2:実際はWebKit.dllとWebKit.resourcesフォルダをどこか別の場所にコピーするナリして待避させればいいんだけどね。