ぱぱらっち
Princess Of Wales*1の事故死に絡んだことで世界的に有名になったパパラッチという単語ですが、Mac OSX用のチョット便利な小物アプリにも同名のPaparazzi!というモノが存在します。
ナニをするアプリかというとWebページのスクリーンショットを撮ってくれるものなんですが、結構気の利いたアプリでして自前でサイトのデータを読み込んできてくれて、それを任意のサイズで出力することが可能なんですね。
つまりブラウザで見えている部分だけをキャプチャするわけではなく、サイズを的確に指定しさえすれば左の画像のようにWebページ全体をキャプチャすることもできちゃうわけです。
画像サイズは出力する際に実画像に対する比率で指定できるようになっていますので、こうしてブログのエントリーにあわせたサイズにリサイズするのも簡単。
Webページを弄ったとき通常はブラウザの表示領域だけでしか確認しない場合がほとんどですが、これを使うとページ全体が見渡せるので実際の構成要素のバランスなどを完全に把握することが可能になります。
Windowsにも似たようなことが出来るアプリが存在しますが、このアプリほど自由度が高くなかったような気がします・・・
自分のブログをこうしてあらためて眺めてみると、エントリー下の余計なモノが結構スペース取っていますね・・・(笑)
他の利用法をムリヤリ考えてみるとすれば、レイアウトが全体的に崩れているサイトのキャプチャをして、そこの管理人さんに視覚的に訴えるというお節介なことも出来るようになります。(ま、求められない限り誰もそこまではしないと思いますケド)
てなわけでしょっちゅう使う性質のモノではありませんけど一応フリーで公開されていて日本語版も存在します。
しばらくバージョンアップしていなかったのですが、開発者のWevahさんのブログで0.5Beta3がリリースされていましたので早速インスコして試してみました。
インターフェースが旧版と比べて少し洗練され、左下のボタンを押してキャプチャした画像の全画面および実サイズでのプレビューが可能になりました。*2
- 左が旧版の0.4.3のUIで、右が0.5β3
OSXのアプリはWindows環境と比べるとナンでこんなのがシェウエアなの? と思われるものがいまだに多く存在しますが、最近はフリーウエアでも使えるアプリが増えてきているようなのでウレシイですね。