なげやりろぐ

フテイキコウシン

 gdi++.dll補足


昨日最後の方にチョロッと書いたけど、gdi++.dllに関して補足を。
公式ページにアップされてるgdi++20060927.zip(最新版) のほかにWikiも用意されていて、こちらでは有志が改良した様々なバージョンを手に入れることが出来ます。


特にup0118というバージョンではSleipnirに対するFixも行われており、昨日記した検索エンジン切り替えのドロップダウンメニューにおける表示の乱れも無くなっています。


特筆したいのがこのパッケージのおまけフォルダに入っているツール。
このフォルダ内のファイルをgdi++.dllのおいてあるフォルダに移してgdisetup.exeを実行するとWindowsXPのサービスとして使用可能になります。
さらにはgditray.exeを実行するとシステムトレイにGマークのアイコンが現れ、サービスの切り替えや設定ファイルを呼び出して編集することが出来るようになります。
こうするとなにがいいかっていうと、今までgdi++.dllをアプリで使用するためにはいちいち実行ファイルをgdi++.exeへD&Dするか、ショートカットを作ってそのパスを書き換えるという作業が必要でしたが、これらのことが不要になります。特に意識せず、あたかも標準のgdi.dllと置き換わったかのように使えるのが一番の利点ですね。
サービスに登録された方はWindows起動時に有効になっているので、設定をちょくちょく弄りたい場合にはgditray.exeをスタートアップに別途登録する必要があります。


ワタシが常用している秀丸エディタなどの場合、タブモードにして使うと以前は最初に開いたウインドウにしか適用されていなかったのですが、サービスに登録するとほかのタブにもgdi++.dllによる描画が適用されて言うことナシです。


あと、問題は安定性ですが・・・


up0118のファイルに限らず、これらはすべて自己責任での使用が前提です。
何か問題があった場合自分でリカバリするだけのスキルがない方にはオススメできませんのでその辺をふまえた上でタメされたほうがイイです。