なげやりろぐ

フテイキコウシン

おやおやおや

昨日のエントリーでもチラリと見えていましたけどコイツも買っちゃいました。
そう、AppleMagick Trackpad


メインOSのWindows7で使うにはちと手を掛けてあげなきゃいけないし、ドライバがあっても設定UIが無い上にSnow Leopardで使った時みたいな3本指/4本指ジェスチャは未サポートというカナシイ状態ですけどまぁ慣れてしまえばコレはコレで結構イイモンです♪
何と言ってもWireless Keyboardとのデザイン的な相性がいい! ・・・ってコレはまぁあたりまえですが、ちょいとカーソル操作しようとするときにマウスまで手を伸ばさなくてもホームポジションから右手の手首を返すだけでちょちょいと出来ちゃう。


たまに雪豹弄るとますますその真価を発揮してくれますけど、とりあえずWindows環境でも結構使えますよこれ!

  • ちなみにSnow Leopardでならこんな感じの設定が可能です。

とりあえずWindows環境用のドライバもAppleから提供されてはいるんですが、スタンドアローンPC用ではなくBootCampを利用して立ち上げているWindows用としてBootCampのアップデータファイルの中にドライバが格納されているわけです。
つまり単独ではドライバを利用できないというわけ。

で、どうするかといえばやることはヒトツしかありませんよね。そう、BootCamp3.2のアップデートファイルの中からドライバだけを戴いてくるしかないということです♪

とはいえ手順の詳細をすべて記すのはメンドクサイので自分への備忘録的に大まかな流れと画像だけにしておきます。なので追試される方でようワカランというヒトは適宜ググるなりなんなりお願いします。
あと重要なのはドライバを組み込む前にMagick TrackpadをBluetoothでリンクしてはいけません。もし気がはやってやっちまった場合はデバイスを削除しておいてからドライバを先に組み込みましょう(笑)

手順

まずはAppleのサイトへ行き、サポートページの右側にあるメニューから"すべてのサポートダウンロードを表示"をクリックし、現れたページの検索ボックスへBootCampと入力して検索を実行。
Boot Camp 更新プログラム 3.2というリンクが2つあるはずなので自分のOSに合わせたファイルをダウンロード。
つぎにその実行ファイルを展開するために7-Zipを入手。(他の展開用アプリではうまくいかないので必ず7-Zipを使用すること)
あとはBootCamp3.2のアップデート用実行ファイルを7-Zipに読み込ませて展開するが、必要なのは以下の画像で選択しているファイルだけなのでそのファイルを選択後にメニューの解凍ボタンを押して任意の場所へ展開しておく。

  • この例では64bit用ファイルを展開しているが、32bit用でも同様のファイルがある。

目的のファイルが展開されてBootCampUpdatexx.mspが作成されたなら、それを再度7-Zipへ読み込ませる。
ビューをスクロールしていくと以下のようなファイルがあるので選択し、解凍ボタンを押して任意の場所へ展開しておく。ファイル名を間違えないように。(#無しのフォルダでBootCamp3200のあとにaがあるコトに注意)

展開されたフォルダを開くと以下のようなファイルがあることを確認する。

このファイルをデスクトップなどへコピーして適当な名前+拡張子exeへとリネームする。

あとはこのファイルを実行してインストールウィザードに従う。

なんか書いているウチに一通りやっちまった感じ。まぁいいか(笑)

ドライバの組み込みが終わったならMagick TrackpadをBluetoothでPCとリンクさせると自動的にドライバが読み込まれて使用可能になりますが、レジストリへの書き込みも発生しているようなのでいったんOSを再起動させると確実だとおもいます。
デバイスマネージャで確認しても特に問題はないようです。?や!がついていることはありませんでした。


以上で普通のトラックパッドとして2本指ジェスチャまでなら普通に認識してくれます。
Windows用ドライバでのMulti Touchに関する詳細はこちらのページに記されています。

Windows用ドライバでは何も設定できないのか?

Snow Leopard環境と比べてあまりにもひどい扱いのWindows用ドライバですけど、有志がレジストリを解析してチョビットだけ弄れるツールを公開してくれています。
何をやるかというとレジストリに各機能のON/OFFを制御する値をregファイルで書き込んで、同梱されている実行ファイルでドライバのリフレッシュをおこなうというローテクな感じのものですけど、とりあえず6個くらいの設定を弄れるようにはなります。*1
padset
それと実はこのサイトにMagick Trackpadのドライバもアップされてたりします。ただしココにあるのはチト古いドライバなので最新版は上記方法でしか手に入らないのです…


現在のバージョンは0.3ですが、そのうち大化けしてくれることに期待したいですね♪
使用するにはexeではなくzipを落として来てレジストリファイルを選択して利用する方がよさげです。
なんにしてもこの手のツール利用、ならびに今回エントリーしたことについての追試はくれぐれも自己責任でお願いしますね。
少なくともシステムの復元ポイントを作成してから試すとかシステムドライブのフルバックアップ後にするとかの保険は掛けておきましょう。

あ、そうそう

Wireless KeyboardとMagick Trackpadのパワーの素にeneloopがなんかよさげだったので買ってみました。
新型のeneloop lightというヤツも。
新型は蓄電容量が少ない代わりに2000回繰り返し充電可能らしいです。

*1:同梱されているregファイルは2個だけど編集することで可能