SleipnirでWebKitがつかえる!
ちょっとキャッチーな見出しにしちゃいましたけどいやこれマジです♪
一部のgeekな人たちはすでにご存じでしょうけれど、IE6〜8およびWindows Vista / XP SP2の環境で利用可能です。7RCでもOKでした。
Google Chrome Frame - Google Code
もともとはIEのビューをGoogle Chromeのものにするというハックなのですけれど、Tridentを使用しているブラウザであれば利用可能なことを確認しました。
- 通常のTrident(IE8)でACID3テストすると・・・(´・ω・`)
- CromeFrameでのACID3テスト
Sleipnirでこれがみられたことになんかちょっと感動しちゃいました(笑)
ChromeFrameの利用法
当然のことですけど事前にGoogle Chromeをインストールしておく必要があります。
上記リンクにあるGoogle codeのページからGoogle Chrome Frameをインストールしたあとクライアントを再起動。
あとはアドレスのPrefixの先頭へcf:を追加してやるだけです。
つまりこのブログをChromeFrameをつかって表示させたいときには
cf:http://d.hatena.ne.jp/Kei_9
というようにするだけ。
ただ、IEならば普通に表示してくれるんですがSleipnirだとPrefixにcf:を追加して表示させてもそのままでは表示されず、いちどビューをクリックしてやらないといけないみたいです。
でもまぁたったこれだけの手間ですし、なにより簡単な操作で利用出来るというのが(∩´∀`)∩スンバラスィ♪
あくまでWebKitビューアとしての利用しかできませんが、通常はこれで十分ですね♪
スクリプトなどでリンク先にcf:を追加してやるようにすれば、簡単にWebKitビューアでの閲覧も可能になりますし今後が楽しみです。*1
Fenrir謹製のWebKitビューアにも期待したいところですが、それまではコイツでいきまっしょい♪
- 左からGeckoViewer、Trident、ChromeFrame
あとChromeFrame表示の時はWebInspectorも使えますよ♪
追記
geckoやWebKitがSleipnir上で利用出来ることにメリットを感じていない方もいるようですが、現状ではIE8になってもHTML5とかCSS3への対応がほとんどなされていません。
だったらFirefox3.5やSafari4、Google Chromeなどの対応ブラウザを立ち上げてみればいいじゃんと思うかも知れませんが、そういったコードを先行実装しているサイトを訪れたときにお気に入りのブラウザひとつで完結できればそれに越したことはないでしょう。
なのでワタシとしては(あくまで)ビューアとしての存在価値はあるとおもうのです。
*1:スクリプト使わなくてもLaunch Extensionを使ってアクション登録できることを id:momiyan が検証してくれました。ファイルへSleipnir.exeまでのパスを指定し、パラメータへcf:{URI} あるいはcf:{TARGET_URI}でアクション登録です♪