なげやりろぐ

フテイキコウシン

 UA覚え書き

IE8にしたことで色々と不都合があったり無かったり(どっちやねん)


それはともかくなんとはなしに今日、UserAgent文字列について試す機会があったので何か問題を抱えている他の方の参考にもなるかもシレナイと思いつつ。

SleipnirではUserAgent文字列(以下、UAと略記)の偽装?が可能なのはご存じの通り。(えっ、ご存じ無いw)


Sleipnirオプション->ビューにあるTrident:設定にあるUserAgent(U)のドロップダウンから好きなUAを設定できるというアレ。

この選択可能な文字列の実体はresources->languages->default->japanese->UserAgent.iniに記されているので、自由に編集可能なワケで。

この中の選択肢にと言うのがあるけれど、(通常はこれがデフォルトだったかな)これが選択されているときにはPC本体にインストールされているInternetExplorerのバージョンに依存したUA+Sleipnirバージョン、つまりIE本体のUAの最後にSleipnir{メジャーバージョン番号}という文字列が付加されたものが使用されることになる。

つまりワタシの環境でいうならば、Vista SP2 ultimate+IE8正式版+Sleipnir2.8.4 test18だと選択時には



Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 3.5.21022; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; Sleipnir 2.8.4)

このような長ったらしいUAが利用されているということになる・・・のだが、聞くところによると公式に正式版として公開されているSleipnir2.8.4においてはSleipnirの文字列が付加されないとのこと。
これは試していないので未確認。


他の選択肢、つまり以外をチョイスした場合はそこに記されている文字列のみがUAとして利用され、Sleipnirの文字列は付加されない。
空白を選択した場合もIEのUAそのままが利用されるはず・・・だったのだが、ヒトツ前のtest17ではの場合と同様にSleipnir 2.8.4の文字列がセットされていた。
このあたりはtest版ゆえのことなのかもシレナイが詳細はいまだ不明。

で、IEのUAを使いたいがSleipnirという文字列のオマケは(*/∀\*)イヤンという向きは、上記にあるUAのサンプルからSleipnir 2.8.4というところだけを取り除いてUserAgent.iniに追記してやり、Sleipnirオプションからそれを選択してやればいい。


ここでヒトツ。IE8にしたらSleipnir上でGmailのボタン配列がおかしく表示されるようになってしまったとかレイアウトが著しく崩れるようになってしまって困ったちゃんとかいうことになってる向きは、上記UAMSIE 8.0となっている部分をMSIE 7.0に書き換えてUserAgent.iniへ追記し、Sleipnirオプションからそれを選択してやるとシアワセになれるかもシレナイ・・・*1


ちなみにサーバへ送られるUAをお手軽に確認するにはそのものズバリ、

確認君

あるいは

診断君

などを利用すると便利♪

*1:これには理由がいくつかあるが、単純に互換表示へ切り替えただけでは改善されなかった場合に有効かも。