なげやりろぐ

フテイキコウシン

 すごいのきたよ

某つぶやき処にてテスト公開されたStyleEditorプラグインですが、インストールリンクの公開およびレビューはOKとのことなのでチラリとね。
インストールはココをクリック

Windows 7βで遊んでいる間に由々識さんにレポートされちゃっているので二番煎じではありますけど、Win 7と並行して新しいプラグインの動作検証をしていました。
問題点はすでに由々識さんが洗い出してくれていますので詳細はそちらにお任せして、ワタシはいつものように軽く使いかたなどを。

StyleEditorってなに?

StyleEditorとはナニするものぞってな感じでしょうけれど、簡単にいうならばユーザースタイルシートのようなものをGUIを使って作成できてさらにはその作成したスタイルファイル(xxx.user.style)をネット上に公開することで誰でも同じスタイルを利用可能になるといった感じのものです。
以前、まん○りさんが公開して今でもSUECから入手可能なSeahorse用のUserStyleSheetというのもありますが、あのスクリプトはCSSの知識がないと利用できませんでしたしユーザーが作成したファイルを共有することも簡単にはできませんでした。
また、すでにま○ずりさんはこのスクリプトのメンテナンスを放棄しちゃっていますのでちょっとした不具合があったときなどは自分で何とかしなくちゃ行けなかったり…


StyleEditorもCSSの知識はある程度必要になりますが、文法まで覚える必要はないのでネット上にたくさん公開されているリファレンスでプロパティの意味を確認できるくらいのスキルがあれば十分に使いこなせます。
StyleEditorプラグインを導入すると内部的にStyleEditoeEditアクションとStyleEditorManageアクションの二つが追加されます。*1

StyleEditorEditアクションを呼び出すと、画面上部に3ペインのインターフェースが現れます。

これがまたよくできていて、要素へ指定されているプロパティの属性を変更したいときには選択した列の右側にドロップダウンボタンが現れて適用したい値をクリックするとすぐにビューへと反映されます。
まるでプログラム編集用のIDEみたいな使い勝手を提供してくれています。

StyleEditorManageアクションを呼び出すと、登録済みのユーザースタイルの管理画面が開きます。

StyleEditorを実際に使ってみる

以下、一例としてTwitterのページ右上に表示される広告スペースを非表示にする手順を画像つきで。


通常はこんな感じで広告が表示されていますが…




StyleEditorEditアクションを呼び出して真ん中のペイン上部にあるアイコンの左側がへこんで編集モードになっているのを確認。

広告のブロックをクリックして選択すると画像のように対象部分が赤い斜線入りボックスで覆われます。


対象が選択された状態で右のペインからdisplayプロパティを選択し、ドロップダウンメニューからnoneをセレクト。

するとすぐにビューへ反映されます♪

スタイルを適用させたいURIにはワイルドカードも使えますのでTwitterであればhome以外にも適用させたいときにはこんな感じで。
編集には左のペインにある対象URL(URI)をダブルクリック、もしくは選択後に鉛筆アイコンをクリックです。(編集モードのみ有効)

CSSを直接直打ちで編集したい場合、左のペインにあるCSSをダブルクリック、もしくは選択後に鉛筆アイコンをクリック(編集モードのみ有効)するとエディタ画面が開き、まんず○さんのUserStyleSheetと同様のことができます。


こうして設定したあとは、タイムスタンプをファイル名としたuser.styleファイルがsettingフォルダ>styleeditorフォルダに格納されていますので、適宜ファイル名を変更して適当なサーバへアップロードしてやればほかの人に公開可能になります。*2
リンクをクリックすればファイルをどのように処理するか尋ねてきますので、インストールを選択するとすぐに反映されます。

上記で作成したTwitter広告非表示用ユーザースタイルをアップしてみましたのでリンクをクリックして試してみてください。



Fenrirのプラグインチームと泰幸★さんがそれぞれ別のアプローチでページのお掃除をできるようにしてくれているわけですが、それぞれに捨てがたいものがありこれらを併用していくと最強のアレになるんじゃないでしょうか(笑)

由々識さんが指摘しておられるとおり、まだまだな部分も見受けられますけどこれからじっくりと熟成させていただきたいものです。


kenjiroさん、期待していますよ♪

追記

※ 各種ダイアログウインドウの右側にある『不具合レポートの送信』という文字列は、検証時のOSがWindows 7 βを利用しているせいですので誤解なきよう…

*1:本来はメニューのツールに登録されるはずらしいですが、一部の環境では不具合があるようです。

*2:OSやSleipnir導入時の設定によっては場所が違う場合もあります。たとえばVistaWindows 7だとUsers\《ユーザ名》\AppData\Roaming\Fenrir & Co\Sleipnir\styleeditor\stylefilesとか…