なげやりろぐ

フテイキコウシン

 原因特定キタコレ

例の全画面表示時にツールバーが残ってしまう問題ですが、今日こそは徹底してとか意気込んでいたワリに意外とあっさり問題箇所が見つかってしまいました(笑)
わかってしまえばナーンダってなもんですがねー。

ちなみにこの問題は『標準ツールバーをIE7風に描画する(E)』にチェックが入っているときのみ発生します。


で、以下ソノ顛末。


検証開始

ここでは便宜上以前から使っている環境をOLD、新規に構築する方をNEWと表記します。

    • アーカイブ版を落としてきてデスクトップへ展開
    • NEWの方のSleipnirは一度も立ち上げていないので、prefsフォルダ内のprefs.iniとsettingsフォルダがまだ作られていない。OLDからprefs.iniとsettingsフォルダをコピペして複製。
    • この状態で一度NEWを立ち上げて全画面表示を確認。
      いきなり不具合キタ━(゚∀゚)━!


ツールバーが非表示にならないのはどうやらsettings以降に格納されているファイルのどれかが原因らしいということが判明しました。
何となくというか勘でしかありませんが、user.iniあたりがアヤシイかなと当たりをつけて、次の作業へ。

やっぱりuser.iniだったのね・・・

プラグインやスクリプトが原因でなくてホッとしている反面、なぜにここを最初に疑わなかったかなーとちょびっとだけ自己嫌悪。
・・・気を取り直して検証を続けます。

    • NEWへコピーしたsettingsフォルダを削除してSleipnirを立ち上げ設定開始画面でAdvanceDesignを選択。さらに設定の保存先をプログラムフォルダ(マルチユーザー)に設定して新規にsettingsフォルダを作成させたのち、オプションから『標準ツールバーをIE7風に〜』及び『全画面表示状態の時にツールバーとDockを自動的に〜』へチェックを入れて全画面表示を確認。
      問題なし
    • NEWを終了し、user.iniをバックアップ後にOLDからuser.iniをsettings->ユーザ->settingフォルダへ上書き。
    • 再度NEWを立ち上げて全画面表示を確認。
      見事に不具合再現! 原因が特定されました。


と、いうことでuser.iniの記述になにかツールバー非表示を阻害する何かがあるらしいところまではわかりました。
ただ、せっかくここまで育ててきた(笑)user.iniをこのまま破棄するにはしのびないのでどの部分が悪さしているのか少しずつNEWのuser.iniへ書き足していって確認してみようかと。

で、とりあえずツールバー周りの不具合だしその辺の設定から見ていきましょうと秀丸で開いて比較をはじめたのですが・・・
なんかOLDの方の[StdToolBar]セクションはエライことになっています。ButtonCount="9"にもかかわらず、ほとんどのアイテムが登録されているし、中には抜けている部分やダブっているものまである始末。

  • [StdToolBar]セクションを比較してみたところ。OLDの方がヤバイことになっていますが・・・

とにかく原因特定のために[StdToolBar]セクションをOLDからNEWのuser.iniへ上書きして挙動をチェック。
結果は・・・ハズレでした。

次にアヤシイのは

まだプラグインや追加のスクリプトはインストールしていないのでそれらに関する記述はとりあえず無視できるかなと思い、次は[ClientSetting]セクションあたりかなーと。

  • 比較してみると・・・なんか怪しそうです(笑)



先ほどと同様にNEWのuser.iniへOLDの当該部分を上書きしてNEWを起動。
・・・問題なし。


ここじゃなかったのかー! てな感じで次へと。

今度はどこを・・・

三度目の正直で当たりが出るかなと思い、今度は[FullScreen]セクションをコピペ

  • 特にアヤシイ部分は見あたらないけど・・・



コレも結果はハズレ。
あとはドコだろーね・・・

さて困った

[Window]セクションはウインドウ位置とサイズの数値以外は同じだし、[PersonalBar]セクションの記述は同じ。関係ないはずと思いつつ[StdActions]セクションを上書きしても再現せず、プラグイン関係の記述がやっぱり関係あるのかな〜とか疑いはじめつつ他のセクションを上書きして試したそのとき・・・

キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━ !!!


って、よろこぶトコロじゃないって(笑)


何気なしにコレは違うだろうと最初から気にも留めていなかった[ExplorerBarDock]セクションを上書きして起動したところ・・・再現しちゃったもの(笑)

  • こんなところで引っかかっていたのね・・・orz


NEWの記述と比較してみるといくつかbool値の違うところがありますが、AutoShowExplorerBarTabDock="false"の値をtrueに書き換えて起動してみたところ、NEW及びOLDでもしっかりとツールバーが隠れて完全な全画面表示になってくれました。


・・・と、いうことは?!

まとめ

結構な回り道をしちゃいましたがどうやら原因が特定できたのでホッとしています。
FUC*1方にもそれとなく書き込まれちゃったりしてこりゃ中途半端な検証じゃ(/ω\)ハズカシーなとか思っていたので(笑)


つまり結論としては、Sleipnirオプション->Dock->エクスプローラーバーにおいて『エクスプローラーバータブと連動する(A)』にチェックが入っていれば問題なく全画面表示が動作します。
逆に『エクスプローラーバータブと連動する(A)』のチェックが外れている場合で、エクスプローラーバータブの動作の指定において『エクスプローラーバータブのみ折りたたむ(O)』ラジオボタンチェックされていると(コレがワタシの場合です)ツールバーが非表示にならないということですね。
このほかのラジオボタンがチェックされている場合は全画面表示の問題は発生しません。
文章で見るとちょっとヤヤコシイかもしれませんが、とりあえずそういうことです(笑)



まぁなんにしても結果が出せて良かったヨかった。

ポップアップ辞書の新版を試してみました

プヨぷよさんFUCの方へぷよラボで公開されていたものの新版をリリースされたので早速導入してみました。
以前公開されていたものがスクリプトフォルダに残っていたので、それらとともに以前結構な時間をかけて作成したデータベースファイルもとりあえず削除(笑)
データベース作成用のスクリプトをGENE95.jsという名前でplagins->scriptフォルダへ入れてSleipnirをrestartアクションで再起動したのちにとりあえずGENE95アクションをマウスジェスチャへ登録し、データーベースファイルの作成を・・・開始したところ、ステータスバーに”辞書データの変換が完了しました:5.xx秒”の文字が。
いくら何でも早すぎないかいと思ってsettings->ユーザ->database->dictDB.dbをチェックしてみると3KBしかないし・・・
前回は確か2.6MBくらいはあったはずと記憶していたのでおかしいなと思いつつ動作チェックをしてみたら案の定単語にマウスオーバーしようが選択しようが反応なし。


ちなみにこのとき変換に使用したGENE.TXTはデスクトップに置いてここまでのフルパスをGENE95.jsのダイアログに入力していました。
コレはなんかオカシイなということで、GENE.TXTをGENE95.jsと同じscriptフォルダへ移動し、再度データベースの構築を試みたところ今度はちゃんと2.6MBほどのdictDB.dbファイルが出来上がりました。
それでもこのときの所要時間は8秒ほど。凄い進歩ですね〜


で、今度はちゃんとポップアップ辞書が機能してくれました。
どうやらデスクトップだとパス指定の際に2バイト文字を含むのがいけないのかもしれませんね。

*1:ちなみに昨日初めてFUCに書き込みしましたよ。多分あとはもうナイ(笑)