なげやりろぐ

フテイキコウシン

 HLR正式版

RCの頃はフォントの変更だけにとどめていたHeadlineReaderだけど、本体と同時に一応正式版になったことだしそろそろリソースもいじってみるかなって事でチョコチョコとはじめてみた。


当初はDelphiにリソースを読み込ませていじることを考えていたが、ResourceHackerやXNResourceEditorなどでResourceを抜き出してからいじってまた書き戻すなんてメンドクサイと思ったので直接バイナリからBMPを取り出してPhotoShopで加工したのちにそのバイナリを上書きする事にした。


手順としては、画像リソースを含むターゲットファイルのHeadlineFeedPanel.fxをバイナリエディタに読み込ませて、BMPファイルのヘッダ[42 4D 38 40]を見つけ出し新規ファイルにコピペしたのち拡張子をBMPにして保存する。
この作業をHeadlineFeedPanel.fxに含まれている画像データ分だけ繰り返していくつかのファイルを作成。

それらをPhotoShopで読み込んで画像を入れ替えていく。
PhotShopで加工中

Delphiで作られているHeadlineFeedPanel.fx画像リソースはBMPで、メインの画像の他にマスクとなる画像もある。
メインを加工したらマスクの方もメインに合わせて変更してやらなければ透過部分がおかしな事になる。

加工後に保存した画像ファイルを再度バイナリエディタで読み込みHeadlineFeedPanel.fxの当該アドレスへ上書きしてやる。
このとき使用する画像の色数や大きさによっては元の画像よりサイズが増減してしまうが、元ファイルのサイズを変更するわけにはいかないので画像のバイナリの最後にあるNULL文字を増減して元のサイズと同じになるようにしてやる必要がある。


新たにデザインを考えるのもメンドイので(いつものことだが)今回使用した画像は、以前RssPlugInや、RssClip用に作成した画像を少し手を加えて流用した。


出来上がりはこんな感じ。

  • フォントはヒラギノ系の改造フォント。MS UI Gothicと比べるとずっと読みやすくなったと思う。

HLRを加工後のSleipnir



アイコンをカラフルでポップな感じに統一したいと思ってチョコチョコとカスタマイズをしているが、画像リソースの変更にはいつも多少の苦労がつきまとう。
外部のリソースをプログラムで読み込んで適用してくれるスキニング対応のアプリならばある程度楽が出来るけれど、それでも使用できる画像フォーマットが限定されていることも多く、自由度が大きいモノは少ない。
グラデーションなどを使わずに単純なアイコンにすれば良いのだけれど、限られた色数やサイズで個性を出すとなると難しいモノがあるしねぇ...

Sleipnirがバージョンアップしてるし

2.41が出てる。
MBCS版のバグ修正がメインかな。


とおもったら、公式にある2.41にバグがあったらしい。左下にあるIEとGeckoの切り替えに不具合があるとか。
修正パッチが【梅田で働く社長のブログ】の方にアップされてるし...




ちょっとあわてているみたいだね、泰幸★さん。