HeadlineReaderを弄る
Sleipnirネタをもう一つ。
RSSリーダーとして便利に使わせてもらっているHeadlineReaderプラグインだが、Sleipnirの設定からフォントやアイコンを変更できないのが弄りたがりのワタシとしては不満のあるところだ。
Sleipnir側はC++でコーディングされているのに対し、HLRはDelphi製。
てことはDelphiと相性のいいXN Resource Editorでもっていじれば何とかなるかなと。
今回はフォントの変更のみでアイコン画像には手を加えていない。というのも画像の変更はリソースを書き出してからDelphiで変更後にまた書き戻さなくちゃいけないのでメンドイから。
興味のある方のために以下に手順を記しておきます。
変更前の画像:フォントにはTahomaが指定されています。
http://i52.photobucket.com/albums/g33/Kei_F/Hatena/After.png:image:w450
- Sleipnir本体を終了し、インストールフォルダのplugins>panelフォルダにあるHeadlineFeedPanel.fxをXN Resource Editorに読み込ませます。
- 左ペインのTFEEDREADERFORMを開く。
- Font.Name = 'Tahoma'となっている部分をすべてお気に入りのフォントネームに書き換えます。
- フォントの指定部分は3カ所あるのですべて書き換えます
- 書き換えが完了したら上書き保存します。
- 書き換え後、保存アイコンがアクティブにならない場合があります。この場合メニューからも上書き保存が出来ません。
対策としては、左側ペインのLanguage Neutralを右クリックしてプロパティから一度言語を適当なものに変更して確定し、また元に戻して確定すると保存アイコンがアクティブになります。あとはクリックすれば上書き保存されます。 - この操作でHLRのエクスプローラーパネル部分のフォントが書き換わります。
- 書き換え後、保存アイコンがアクティブにならない場合があります。この場合メニューからも上書き保存が出来ません。
- つづいて記事リストのフォントを変更します。
plugins>dockフォルダにあるHeadlineArticleDock.fxをXN Resource Editorに読み込ませます。- 左ペインのTLISTREADERFORMを開きます。
- 上記と同様にFont.Name = 'Tahoma'となっている部分をすべてお気に入りのフォントネームに書き換えます。
- ここもフォントの指定部分は3カ所あるのですべて書き換えます
- ここでも上記と同様に上書き保存をします。
ここまでの操作が終わったらSleipnirを起動してフィードを取得してみましょう。
フォント名の記述に問題がなければお気に入りのフォントで記事リストとフィードリストが表示されているはずです。
変更後:フォントはヒラギノ系の改造フォントを使用
http://i52.photobucket.com/albums/g33/Kei_F/Hatena/Before.png:image:w450
WMP11もどきSkinにVISTA風のVisualStyleを適用してみた。
視認性は悪くないかも。(この画像はflickrにアップしたものを使ってみた)
http://static.flickr.com/55/150273413_8fb5451bf6_o.png:image:w450
ちなみにこれらの操作はリバースエンジニアリングに相当する行為なので書き換えたファイルを決して配布したりしてはいけない!
XN Resource Editorの日本語版に関しては少しバージョンが古くなりますけど日本語化工房-KUPさんが自サイトで配布されています。
いずれはHLRもこの辺のカスタマイズに対応してくれるかもしれないですが、現時点では個人的に改変するしか手がないためやむを得ず行っています。
これはあくまでも個人的に使うためにだけに行うようにしましょう。