なげやりろぐ

フテイキコウシン

 やっぱりUbuntuにしちゃった

先日手に入れた廃棄処分一歩手前のPCですが、使われなくなるということはやはりそれなりの理由があるわけですね・・・
まず、セッティングをして電源を入れてみたところプリインストールされているはずのXP HomeEditionが起動しない。
NTLoaderがBootMenuまで持って行ってくれるけれど、肝心のシステムが立ち上がらずタイムアウトすると地獄の再起動ループが始まります(笑)
こりゃXPは早々に諦めて別のOS突っ込むしかないかなと考え、CDからBoot出来るようにBIOSを設定しなおしてとりあえずHDDのパーティションの様子を確認するためにGpartedを起動させようとディスクを入れてみたところうんともすんとも言わない・・・
実はコイツの内蔵DVDドライブ、イジェクトボタンを押してもトレイが排出されなかったのでサービスホールにピンを突っ込んでトレイを出し、GpartedのDiskを入れたのだけれどどうやらドライブ自体が逝っちゃってるようでした。

たまたま手持ちのジャンクにPioneerの内蔵用DVDドライブがあったので筐体を解体してドライブを入れ替えして再トライ。
今度は見事にGpartedが立ち上がりました。
・・・しかし、なぜかIDEのプライマリに接続されているはずのHDDが見えません。
ちょっと不安になってきたのでGpartedではなく、同じLinux系パーティション操作ツールであるQTPartedを立ち上げて確認してみても結果は同じ。

結論。

DVDドライブだけではなく、HDDもお亡くなりになっていましたとさ(笑)


しかし、マザーはもとよりPen4の1.6GHzとメモリその他は無事っぽいしこのまま回収業者に引き取らせるには忍びないなということで手持ちのテスト用13GBHDDと入れ替えてとりあえず使えるようにしてやろうと画策。
電源周りに余裕があるかどうかが疑問ではありますが、同じノースウッドコアのPen4 3.2GHzがジャンク箱の中にころがっていますので、一応使えるようになったらダメ元でCPU換装もしてみたいなと考えています。

OS選定

さて、BIOSでHDDが認識されているのを確認後、パーティションツールでもちゃんとHDDがいじれる用になったことをチェックしたのでOSに何を入れるか選択しなければいけません。
いろいろと考えたのですが、ここはやはり現在のサーバで使ってるServer2003R2 SP2からLinuxへの移行を視野に入れてLinux系OSでいくことにしました。
機種は富士通のFMV-DESKPOWER C9/160Lというヤツなのですが、コイツのハードウエア構成がLinuxに適合しているかどうかを確認するためにネットを検索してみたら、なんとオフィシャルなサイトにその手の情報があるではないですか。
TurboLinux 7 Workstation使用時の動作報告ですが、おなじLinux系なので特に問題は無いだろうと最近お気に入りのUbuntu最新版7.04をインスコすることに決定。
ビデオ関係のハードがRadeon7400VEというとりあえず表示できればいいやってなかんじのヤツなのでXGLによるBerylなどはとうてい無理なのがちょっと残念だけど、サーバとして使う分にはそんなのはなくてもいいし、そっち系はメインマシンで存分に遊べるからいいかなと。


で、インスコしてみたんですが・・・


解像度が800x600以上を選択できねーし。
ありゃりゃってなもんで、富士通のサイトを再度確認すると24bitカラーで1024x768がOKだよと書いてある訳ですよ。
こりゃUbuntuのインストーラが勝手にコイツで表示できる限界を決めちゃったに違いないなってことで、Configファイルをターミナルから呼び出して解像度指定の部分を手書きで編集して再起動したらばっちりんこ。無事にXGA表示(いまさらXGAでもないけどね)が出来るようになりました。
このあたりの操作性はOSXのターミナルとほぼ同じなのでワリとすんなりできちゃいました。逆に言うとOSX使い*1Linuxに移行してもあまり違和感なく使えるといえるのかもしれませんね*2

Windowsなどと比べるとあまりにもあっさりとインスコできちゃうLinuxですが、今回はインスコ後のソフトウエアアップデートの多さにびっくりしちゃいました。
Ubuntuは6系がメインマシンのカートリッジHDDに入れてありますが、7系は今回が初めてだったのでこんなに修正があったなんて驚きでしたねー。
とはいってもほとんどがカーネル絡みではなくプリインスコアプリ(特にOpenOffice)のアップデートでしたけど・・・

モニタはあるけど

一応、再生して復活したFMVさんにもおまけでXGAモニターがくっついていましたので、PC切り替え機をサーバ専用としてこのモニタで使用できるように繋ぎなおしました。
でも、机の上はメインマシン&OSX用のお気に入りメカニカルキーボードとFMV付属の余計なボタンがいっぱいついたふにゃふにゃな打鍵感のメンブレン方式キーボードが占有しちゃってちょっとウザかったり。


ここはやはりメインマシンからすべてコントロールできた方が使い勝手が増すだろうということで、VNC経由でコントロールすることにしました。
RealVNCもつい最近*3アップデートされて4.3系になったので、ここはフリー版にパッチを当てるのではなく、思い切ってフル機能が使えるEnterprise版を導入しました。

Server2003R2 SP2のサーバもUbuntu7.04のサーバもXGAなので、メインマシンならなんとかカスケードで表示させることが出来ます。*4

  • とりあえず弄り倒すための前準備は出来ました(笑)
    手前がUbuntu7.04で奥が現在稼働中のWindows Server2003R2 SP2
    (画像クリックで拡大)


他のマシンのファイルを弄るためのSambaは最初から入っていますが、WebサーバにするためのApacheは今度の休みにでも導入してみようかなと。
Apacheもつい最近メジャーバージョンが上がったようなので導入がちょっとだけ楽しみ。

*1:GUIオンリーさんはとりあえずおいといて・・・(笑)

*2:元はどちらもUNIXの派生OSだしね〜

*3:と、いっても8月のことですけどね

*4:コレもそのうちモニタを強化して並べて表示させたいと思ってはいるのですが・・・

 来ましたよ〜、Dock版IEPanelEX!

さっきRSSフィード経由でラボにアップされているのを確認したばかりなので、まだ試していません。
でも試す前からワクワクしちゃっています(笑)
配置を自由に出来るっていうのがDock版の売りになると思うのですけど、いざ使おうとしたときに何をどのように配置しようかと(とまどいではなく)考える楽しみが増えました。
たとえばアクションのリンクを画像にして横幅を統一し、某所で時々要望に上がる縦置きツールバーにしちゃうとか・・・
他の方のアイディアも知りたくなってきますね〜


でもいじり出すと時間を忘れて際限なくやってしまうので、お楽しみはもう少し後に取っておきたいなと(笑)


config.iniに記された説明によると、

IEDockEx には表示/非表示を切り替えるアクションが実装されています。
Show[プラグインファイル名]
Resize 可能な Dock に関しては次の検討課題になっています。


アクションをジェスチャに登録すれば表示・非表示の切り替えも簡単ですね。リサイズは是非とも欲しいところ。
さらなる改良、進化を使う前から期待してしまうワタシ・・・(笑)